よくあるご質問
患者さんからいただくよくあるご質問にお答えいたします。
その他ご不明な点がありましたら
スタッフまでお気軽にお声かけください。
不正咬合とはどのような状態ですか?
顎の骨のバランスが不調和なために起こる受け口や出っ歯など噛み合わせの不調と、乱ぐい歯など歯並びの不調を総称して不正咬合といいます。
特に小中学生のうちは顎の骨が成長し、乳歯から永久歯へと生え変わる時期でもあるため、学校の歯科検診では不正咬合の有無を重要視します。
不正咬合を放置すると、どのようなリスクがあるのですか?
わかりやすいのは見た目の問題です。
ただ、それ以上に問題なのは不正咬合が原因で歯みがきが困難になり、将来的にむし歯や歯周病になるリスクがあることです。さらには、無理のある噛み合わせが歯周組織、顎関節などさまざまな部分に影響を与える可能性があります。
子どもの矯正治療は、いつ頃から始めたらいいでしょうか?
3~7歳以降がベストです。
この時期、前歯が永久歯に生え変わり、上下左右の一番奥に6歳臼歯(第一大臼歯)が生えてきます。
噛み合わせの土台となる顎の成長が旺盛な時期でもあるため、成長をコントロールすることで噛み合わせの治療を有利に進められるのです。
なお、中学生以降は大人の矯正と同様、ブラケットなどを用いた噛み合わせの調整がメインです。
大人になってからも矯正治療できますか?
もちろん可能です。中学生以降は永久歯が生え揃い、顎の成長も落ち着くため、歯1本1本を動かして噛み合わせを調整していきます。
矯正治療に健康保険は使えますか?
矯正治療は原則、保険適用外のため自費診療です。
費用は患者さんの状態や治療内容、年齢などによりさまざまです。
一方、下記の矯正治療については保険が適用される可能性があります。
- 外科手術を前提とした、大人の重度の受け口矯正治療(顎変形症)
- 口唇口蓋裂など、先天性疾患の矯正治療(育成・更生医療)
矯正治療のために歯を抜かなければいけませんか?
必ずしも抜歯が必要なわけではありませんが、症例や患者さんが希望される治療の目標によっては、歯を抜くこともあります。
抜歯の要否については、治療開始前の検査または治療中の検査で決まります。
その際は前もってお知らせしますので、ご安心ください。
矯正治療は痛いですか?
新しい装置を装着したり、調整したりした際は痛みを感じることがあります。
痛みの程度には個人差があり、装置によっても異なりますが、ほとんどの方は徐々に慣れてきます。
矯正装置が壊れたらどうすればいいのでしょうか?
破損した場合や違和感がある場合は応急対応しますので、すぐにご連絡ください。
ガムやキャラメル、お餅など歯にくっつきやすいものを食べると、矯正装置が外れてしまうことがあるため注意しましょう。
矯正治療中に引っ越すときはどうすればいいのでしょうか?
当院への通院が困難となる場合は、転居先近くにある「日本矯正歯科学会認定医」への転院をおすすめします。転院先の紹介状や、必要な資料は当院で作成しますので、お気軽にお申し付けください。
矯正治療は医療費控除の対象になりますか?
成長段階のお子さんなど、年齢や目的により矯正が必要と認められる場合は、対象となります。
詳しくは税務署にお問い合わせください。