子供の矯正治療について
お子さんの成長に合わせた
矯正が可能な時期
乳歯から永久歯へと生え変わる時期に、歯並びが悪くなってしまうことがあります。また、上下の顎の成長度合いのズレによって、噛み合わせを悪くすることもあります。前歯が生え変わり始める小学校入学前後から、永久歯が生え揃うまでのこの時期は、両方の治療が可能なタイミングです。噛み合わせの土台となる顎の骨は上下のバランスが大切な一方、上と下で成長のピークは異なります。成長する時期にコントロールして歯の生え変わりをうまく誘導してあげることが、美しい歯並び、正しい噛み合わせにつながります。
小児期に矯正治療を
行うメリット
Merit
- 永久歯が生えるスペースを調整できる
- 歯を動かしやすい
- 痛みが少ない
- 抜歯する可能性が低い
- 治療後の後戻りが少ない
- 顎の成長に合わせて治療できるためバランスが整う
- 習癖を改善し本来の機能(発音、咀嚼など)を取り戻せる
治療方法
ブラケット矯正
歯に留め具(ブラケット)を取り付け、ワイヤーで歯を動かす矯正装置です。金属以外に、透明で目立たない白色のブラケット・ワイヤーを選択することもできます。
どのような症例にも対応できる一般的な矯正の方法で、比較的安価に治療できます。装着直後は痛み、違和感を伴うこともありますが、2~3日すると慣れてきます。
固定式拡大装置
(クォッドヘリックス)
ループ状の部分(ヘリックス)が4つある装置で、上の歯の裏側に取り付け歯列を拡大します。
拡大するスピードは、拡大床装置と休息拡大装置の中間ぐらいです。
取り外しはできないため、最初は食事や会話、歯みがきの際に違和感がありますが、数日すると慣れてきます。
食べかすが詰まりやすいため、むし歯には注意しましょう。
当院で治療を行った
症例を
ご紹介します
Case
舌のトレーニング
舌には正しい置き場所が
あります
気付いたら口をポカーンと開けていたり、食べ物を飲み込むときに舌を突き出して歯を押すように動かしたりすることがありますが、これを舌癖(ぜつへき)といい、出っ歯や開咬(オープンバイト)を引き起こす可能性があります。
下の前歯を押し出して下顎の過剰な成長を促してしまうのも危惧されます。
必要に応じて、舌のトレーニングを行いましょう。
MFT(口腔筋機能療法)
について
Attention
MFT(口腔筋機能療法)は、口のまわりの筋肉を正しく機能させるためのトレーニングです。正しい舌・筋肉の動きを習慣化させ、舌や唇の位置を改善していきます。小児期に原因を取り除くことで、成人矯正をする可能性を低くすることができます。矯正治療で歯並びが改善しても、悪習慣によって後戻りする可能性があるため、MFTで癖を治しましょう。
治療費用
歯並びのお悩みはお気軽にご相談ください。
検査料 | 44,000円 |
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矯正料金 (Ⅰ期治療) |
660,000円 ※幼児期から移行の場合は差額のみ |
部分矯正 | 110,000円~495,000円 |
処置料 | 3,499円 |
お支払い方法について Payment
治療費用は無理のない
分割払いが基本です。